2008年9月2日火曜日

福田辞任に大して反応しなかった株式市場

今日の株式市場。終値こそ下落したが、当初は予想外の無反応:
Yahoo!ファイナンス - 株式ニュース - 時事通信社: "株式市場は午後の取引で状況が一変し、下値を模索する展開となった。1日夜の福田康夫首相による突然の辞任表明を受けて、「政治の空白を嫌気した日本からの資金流出」(市場筋)が懸念されたが、ふたを開けてみれば株式市場は至って冷静なスタート。一時は100円近く値上がりし、「福田首相辞任は政局の進展につながる」(大手証券)と、市場関係者からは前向きな評価も聞かれるほどだった。"
政治への「期待値」がこれほどまでに低下していたとは、正直驚き。これは楽観材料なのか、それとも悲観材料なのか。

自民党は誰がなったとして何も変わらない。民主党が天下を取ったとしても、これまたあまり変わらない。既得権集団が思いのままにエゴを主張してみんなのなけなしのお金を蚕食するニッポンはニッポンのままだ……市場はそう見たのではないか。日本市場ですらこれだから、海外市場はこの材料を全く無視。「スターリン暴落」なんて話は大昔の話。福田とスターリンとは比べられるわけもない。

自分の生命・財産は自分で守らなければいけない、今のニッポン国や政治家に期待しても無駄だ……ということだろう。

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